11月10日(土)

昨夜は同室のSさんの誕生会。その流れで夜中の1時半までスナックで飲酒。寝たのは2時。それでも朝の6時には目がさめるのだから、習慣というものもバカにできません。

いつも通り6時の朝ヨガ。(寄港地の関係でしばらく開催していなかったので、久しぶりです。)朝食をはさんで楽器練習。ウクレレもだいぶ上手になった・・かな?
そして「イグアスの滝」「エンジェルフォール」の映像を見て、「サルサ」。
サルサは新しい技も習い、それも特に苦労なくクリアできている。(自分だけじゃなくて、みなさん同じようにできています。)なんとなく楽しく踊れているので、こちらも少しずつ上達してきたと言えるだろうか。

30分の休憩の後、同じ会場で「スペイン語のオープン講座」。
スペイン語講座を待っている間、社交ダンスを習っている男性が、ひとり黙々とステップの練習をしています。社交ダンスは午前中3時間も練習していて、ほんとに頭が下がります。
「スペイン語講座」を終えて、ここまでで午前終了。

午後は、「現代ペルーの社会と子供達」の写真を見ながら義井豊さんの話を聞く。話の中で、ペルーの子供達のために印税を寄付している日本人の元死刑囚のことが取り上げられました。あの永山則夫です。刑務所に入ってから勉強を始め、多くの本を書き、その印税を自ら殺めた被害者の子に送り続けた話も有名です。もちろんそんなことで罪がなくなるわけではないけれど、「勉強していれば犯罪を犯すことはなかった。」と語り、同じように学ぶ環境が不十分な子供達にも印税の形で寄付を続けることは、なかなかできることではありません。すでに本人は刑の執行が成され、この世にはいませんが、すでに数十人の若者が奨学金をもらって学校に行きました。奨学金そのものは貸与の形だそうで、残念ながらまだ返還した人はいないとか。でも、この奨学金で人生を切り開いた人がいるわけだから、無駄にはなっていませんよね。

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義井豊氏の講座
永山元死刑囚の本の話も出ました。ペルーにも寄付してたんですね。

帰国したら、この人の本を読んでみようか。
でも、犯罪を犯した人の本を読むことに若干の抵抗がある自分。
これは、偏見なのでしょうか・・・。

続いて「セビジャーナス(フラメンコ)」の練習が30分。セビジャーナンスは夕方6時からも1時間の個人練習。みなさんやる気まんまんです。

夜、「イジャイ」という2人組のバンドの演奏会。
2人は、ペルーでオーデションに合格し、そこから日本のディズニーランドで演奏する仕事を得た南米音楽演奏家。今は日本各地で演奏しているということで、日本語も普通に話す兄弟です。たった2人でいくつもの楽器を同時に演奏するスタイルは、ちょっと大変そうですが、二人とは思えない厚みのある音で、結構楽しめました。シーケンサーや電子ドラムなんかも使っていて現代風なところもありますが、民族音楽のエッセンスもしっかり入っていて、歌もまずまず。こちらも日本に帰ってからチェックすることにしましょう。

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